ミューダム
ミューダム
金属流動とは?
金属流動とは、異なる金属同士が摩擦を受けながら、摩耗することなく一方が軟化し柔らかく動き始める現象のことです。
複数の大学及び研究機関等との基礎研究の結果、繰り返し摩擦を受けても一定の摩擦抵抗力を保ち続ける「アルミと鋼材」の組み合わせを発見しました。
※カタログのため実際の色味とは多少異なります。カラーサンプルのご請求は担当者まで。
ミューダム®のメカニズム
ミューダム®は、刀と鞘のような二重構造の鋼管がスライドする筋かい型ダンパーです。地震が発生すると、 スライド部分でアルミと鋼材の「金属流動」が起こり、地震エネルギーは熱エネルギーに変換され揺れが低減します。
外周壁に設置して倒壊を防ぐ
ミューダム®Rは、断熱材の設置空間を確保するために薄型の設計(本体厚さ30mm)となっています。
外周壁にバランス良く配置し、偏心によるねじれ倒壊を防ぎます。
※国土交通大臣認定壁倍率取得済
2倍シリーズ
繰り返しの地震に強い
繰り返しの地震に強い
8トンの錘を載せた実大住宅実験では、兵庫県南部地震(1995年)を 再現した地震波を48回も加振しました。ミューダム®は全く健全であり、住宅は各回ごとにほぼ原点に戻りました。
従来の木製筋かいにミューダム®を追加した実大2階建住宅に、 兵庫県南部地震(1995年)を再現した振動台実験では、最大の揺れが80%も低減されました。